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ニキ・リンコさんのお話

さて、今日は予定通り、ニキリンコさんの講演会に行きました。

会場は、知多市勤労文化会館のつつじホール。

金山でJRから名鉄に乗り換えて、朝倉駅から徒歩ですぐです。

主催はおなじみ中島先生なので、今回も受付のお手伝いをさせていただきました。

本から勝手に想像するニキさんは、

本のイラストのためか、ずいぶん昔の「TOM CAT」という歌手のイメージ。

イラストでは、ニキさんはニキマウスというサングラスをかけたネズミさんなのです。

だから、お話が始まって、ニキさんのなんともかわいらしい声が聞こえたときは、

意外で、とても新鮮に聞こえました!

お話は、講演というより、ひとりごと・つぶやきに近いものがあるので、

お昼すぎということもあり、眠ってしまう人も周囲にはたくさんいました。

もちろん私は、寝るワケがありません。

楽しみにしていたニキさんのお話だもの!

私はニキさんの翻訳物より、ニキさん自身の対談集などを読んでいます。

その中で、ニキさんと似た感じ方を小さい頃の私も思っていたことに驚きました。

「先生とクラスメイトは教室の備品」と思っていたとニキさんは言っていますが、

私は「備品」とまではいきませんが、

「先生にも家があって家族がいるなんてありえない」と低学年の頃思っていました。

だから、担任の先生のうちに遊びにいったとき、大層とまどいました。

たしか、先生のうちはタバコ屋さんだったと思います。

講演の第二部は、

ニキさんの書籍を出版している花風社の社長さんの浅見淳子さんと

ニキさんの対談形式で行われました。

このお二人のやりとりは、素敵です!

浅見さんは、本のイラストではお花(浅見フラワーといいます)なので、

「ふ~ん、大きめな女の人なんだあ」と思ってしまいました。

ニキさんは、花風社主催の翻訳教室に通っていて、浅見さんは誰よりも熱心なニキさんに興味を覚えたのです。

ニキさんは、「(社会人としてやっていくためには)もうあとがない」と逼迫した気持ちでこの翻訳教室を選んだのです。

だから、翻訳教室がはじまるときに、すでに自分で翻訳したものを一冊持参したのです。

運命の出会いだったと思います。

さて、定型発達の浅見さんは「学校はウソ(建前ともいいます)を教えるところ」と何となく認識していたといいます。

「みんな仲良く」とかね。

そういうウソを律儀にマトモに受け止めてしまうから、

アスペの人には学校がよりしんどくなるのです。

ニキさんは、「みんな仲良く」と担任に言われたものの、

「クラスの40人みんなと仲良くすることは物理的に無理だ。

じゃあ、自分を一番いじめてくるあの子と仲良くすればOKだろう」

と思って、かえって大変しんどい目に会われたとか。

私はその話を聞きながら、すうが最近

「洗剤のCMで、どんな汚れも真っ白に!とかやってるけど、

そこまでキレイになんてありえないよ。あのCMウソだよ」

と自分で見破った!という感じでハナ高々だったことを思い出しました。

そして、担任の矛盾を指摘するときの表情を思い出していました。

「先生は、きれいな言葉で話しなさいっていうけど、

ぼくが机の上をごちゃごちゃにしていたら、カタヅケロヨ!って言った。

先生、僕らにはいろいろああしなさいとか言うけど、先生だって守れていない」

いったんあれっ、と思ってしまうと、そこから抜け出せなくなるんだよね。

「まあ、いっか」とか「そういうこともあるか」などと流せない。

そのことが頭から離れないから、他のことはおろそかになってしまう。

そしてまた、叱られる。

ニキさんは、学校では「物事の解説をもっと丁寧にしてほしい」と訴えておられました。

納得いかないことだらけ。

「?」と思っても、聞けない。

浅見さんはニキさんの「?」に応える存在なのです。

さて、私はニキさんの著書ににじいろスタンプを押してもらって、満足~♪

申し込み500人という中島先生のセミナーの中では一番大規模だった今回。

モモが年中のときに新任だった、保育士さんも来ていました。

(クラスにアスペの子がいるのかな?)

教員をしている大学の先輩や同級生も見かけました。

すうモモ小学校の通級の先生もいらっしゃいました。

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