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やっぱり給食は苦手

ぐつぐつぐつ。今、かんたんボルシチを煮ています。

しかし、「これ、いつもオレがいやな気持ちにさせられる、給食と同じにおい!なんとかしてよ」とすうからのブーイングが入り、こんなに寒いのに、換気扇を回しながらの煮込みです。ぶるぶるぶる。

給食指導は、すうの話ではいまいち不明なんですが、どうも「食べ始める前に減らしたい人は減らして、そこからは平らげる。残さないように」が目標らしいです。まあ、今どき一般的な給食ルールだと思います。アレルギーがあれば、考慮もしてくれそうな感じです。

すうは、3年生後半、とにかく彼なりに全般的にがんばっていると思います。しかし、努力だけでは克服できないのが、偏食。給食のにおいって、いろいろな材料を煮込むにおいですよね。今日の我が家の夕飯のトマトのボルシチが、「オレの一番キライなみそラーメン(はい、モモにとっても給食ワースト1メニューです。しかし、クラスでは人気メニューらしいです)と同じにおい」と指摘されたときにはすうの嗅覚を疑いましたが、まあ、いろいろひっくるめたようなにおいがするのが給食ってことなのでしょう。この、「いろいろなものを煮た・焼いた」状態はたぶんすうがとても苦手とするところ。食べ物は、分かりやすい単品が一番好きなのです。「輪切りの生にんじん」「コーン(しか入ってない)スープ」「焼いて、ステーキソースで味つけしたお肉」「枝豆」「きゅうり」みたいにね。おまけに、不注意がちなすうなので、最初に減らすことをうっかり忘れて食べ始めてしまう可能性も大です。

現在はほとんど好き嫌いのない私も、八宝菜とかソフトめんを入れて混ぜて食べる肉味噌煮とか、味や食感の違うものが一緒に煮込んであるものは、小学校の低学年くらいまでは苦手でした。金時豆の甘煮がイヤで、幼稚園をずる休みしたこともあります(こっちは、入学してから「牛乳で飲み込む」というテクを身につけました。学年が進むにしたがって、普通に食べられるようになりました)。まあ、私たちの頃は、食べ方についてもあまり指導されず「残さない」だけが目標みたいなところ、ありましたからね。みんなに「うわ~」」と言われたいがためにシチューにジャムを入れて食べ、あとで気分が悪くなった男子とか、クラスにいましたよ。小学校4年生までは各学年8クラスある大規模な小学校で、給食はそれでも学校の給食室で作っていましたから(隣の幼稚園の分も一緒に)、雑な作り方をされていたような気がします。ほんとにそうだったかは現場の方しか分かりませんが。5年生からはその小学校からの分校で、各学年2クラスの小規模校へ。給食は格段においしくなったような気がしました。たしかに、配膳の仕方などもちょっと工夫されていて面白かったし(缶からボウルにおかずをよそって、グループでそのボウルを空にしようという試み)、何より私の味覚の幅が広がったというのが大きかったと思います。家で食べる八宝菜も好きになったし、片栗粉でとろみをつけたものも好きになりました(以前はとろっという食感がダメでした)。中学校でも給食で苦しんだ覚えはありません。なすやねぎなどは、大学生になって外食の機会が増えるといつの間にかクリアしていました。今では好きな食材です。無理にでも食べるという給食指導のおかげでそうなれたわけではないと思います。すうは、無理すればたいていのものは食べられると思います。アレルギーもありません。しかし、無理に食べたところで、そしてそれをほめられたところで、気持ちの状態はあまりよろしくないのだと思います。すうが自主的に「挑戦しよう」と思って食べたのなら、いいのですが。食べることは大切です。インフルエンザのあとで今は少々食欲不振ですが、私も食べることは大好きです。「食育」とか「朝食をしっかり食べる」とか、いろいろ政府の方でも運動を起こそうとしていらっしゃるようですが、このようなひとすじなわではいかない少数派のこともちょっと知っていてほしいです。

いけない。ボルシチがこげてしまった。

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