この日曜日は、市の卓球大会を見に行ってきました。
高校に入ってから卓球部に入ったモモですが、部活の試合は会場での現地集合がほとんどでした。電車や地下鉄で行くときもありますが、不便なところだと車で送っていったこともあります。
モモは、中学の頃と同じく、学校でのことを毎日帰宅するなり話してくれます。クラスより、部活のことの方が断然多いです。でも、部活のメンバー、1年女子ならだいたい分かるのですが、先輩や男子はさっぱり分かりません。やっぱりね、会ったことのない人は顔のない人なので、あまり刷りこまれないんですかね・・・いや、モモの中学のときだって、会ったことのない人がほとんどだったはず。高校という、それなりに揃った集団の中では、特徴が際立ちにくいんだろうな。熱心に話してくれるのに、聞き手がぽかんと常にしておりますので、モモが言いました。
「・・・母さん、今度の試合、うちらを送ったついでに見てく?」
正直、かなーり嬉しかったです♪ おまけに、モモは私の携帯のメモに、2年の男子女子と1年男子の特徴をしっかり書き込んでくれました。
「2階ギャラリーのどっかに男子は男子、女子は女子でまとまって荷物を置くけど、あいてる席には自由に座っていいし、移動してもいいから、モモの書いたメモを見ながらよく観察してごらん」 がぜん、楽しくなってきました。
私は窪塚洋介くん主演の「ピンポン」という映画が好きで、siちゃん所有のDVDを何度借りてみたか分からないくらいなのですが(たぶんモモは私より回数多く見ている)、当日の市の体育館は「ピンポン」の試合会場とほぼ同じような感じ。体育館を低いフェンスのようなもので仕切り、卓球台が30台以上並んでいます。出場するのは小学生から中高生、大人とあらゆる世代の老若男女です。モモの出身中学の卓球部も参加しています。この中からモモを探せるのかな、と思っていたら、「モモ37番の台だからね!北東の方」とメールが来ました。よく見ると、卓球台の下に番号札が下がっています。
まず、モモの試合をしっかり見ようと思い、37番台をすぐ見下ろせる位置まで移動しました。今回はモモは別の1年女子と組んで、ダブルスです。相手はベテランおばちゃんズ2組です。それぞれの台に3組が総当りで3回試合をして、その結果からトーナメントになっていくというやり方のようでした(すいません、だいたいのことしか分かりません)。やはり、ベテランは強く、2試合とも3-0で負けでした。全体に、応援する声などもほとんどなく、淡々と進行していきます。コールのアナウンスは、結構高齢な方がされているようで、カミカミです。
試合は半そで短パンのユニフォームで行うことになっているのですが、おばちゃんたちはユニフォームは結構派手なのに、その上に重ねる服はスポーツウエアではなく、普通のセーターとかカーディガンです。試合ギリギリまで、そんな普段着みたいな格好でした。モモたちは会場までは学校の制服で、着いたらユニフォームに着替えてジャージの上下をその上に着ています。中学生は家から学校のジャージや部活のウインドブレーカー上下ですね。そういえば、モモの高校の顧問の先生は来ていません。何があっても自己責任なのかしら。
さて、モモが書いてくれた携帯メモを片手にあれこれ観察をした結果、卓球部メンバーにかなり詳しくなれました。男子の席のすぐ近くにしばらく座り、彼らの会話にちょいと耳を傾けたりしてみました。面が割れていないので、透明人間になったみたいな気分でした。まだよく分からないのが、2年女子の一部。これは、また見に行かなくっちゃね!
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